(最終更新日:2020年10月4日)
MY FIRST STORYのhiroさん(Vo.)が実の兄であるONE OK ROCKのTakaさん(Vo.)に向けて歌っている最終回STORYの歌詞について考察してみました。
目次
ミュージックビデオ
歌詞
When I realize it, had all these things
The length of a step will make a difference
生まれと共に手にした
このレッテルを 破り捨てて！
I'm waiting for the time!!
遠くかけ離れた 今、この距離と
僕を照らし合わせて…嗚呼
Now stop again, the way how I use to be
This is final desperation!!
もう痛みも 闇も 運命も
今ぶち壊して！ Break down!! Bring up!!
「ようやく手に入れた」
そう言えるまで 終わらないSTORY!!
Everyday I give you my answer!!
I don't waste anymore
迷い続けた…何をしたって
何故か見る世界は ずっと霞んでたんだ！
必ず道の先にはアイツが居て その陰で…
I'm waiting for the time!!
彷徨い見上げてた あのときの場所
そこで見える景色は…嗚呼
Now stop again, the way how I use to be
This is final desperation!!
もう痛みも 闇も 運命も
今取っ払って！Break down!! Bring up!!
「ようやく手に入れた」
そう言えるまで 終わらないSTORY!!
Everyday I give you my answer!!
It's a start from now!!don't waste anymore!!
Time is up,
It is overdue
The time won't wait
I tried shut you down!!
The state is going under
Today we bring you down!!
言葉にもならない 物語
僕が創り出すから!!
例え時が過ぎたとしても…
あの日交わした 約束を
果たす為、今…追いかけてる!!
Chase my dream!!
どうあがいたって 最終的理想！
夢も 壁も 世界も！
今ぶち壊して！Break down!! Bring up!!
「ようやく手に入れた」
そう言えるまで 終わらないSTORY!!
Everyday I give you my answer!!
It's a start from now!!don't waste anymore!!
考察
When I realize it, had all these things
The length of a step will make a difference
生まれと共に手にした
このレッテルを 破り捨てて！
I'm waiting for the time!!
「生まれと共に手にしたレッテル」とは、hiroさんのご両親に関係しています。
hiroさんは、森昌子さんと森進一さんという日本を代表する演歌歌手の息子さんです。
自分の人生は生まれた瞬間から少し人とは違うということを示しています。
このことを自分へのレッテルと表現し、その力に頼らずにアーティストとしてやっていくという熱意が表れています。
遠くかけ離れた 今、この距離と
僕を照らし合わせて…嗚呼
Now stop again, the way how I use to be
「 遠くかけ離れたこの距離」とは、兄であるONE OK ROCKのTakaさんと今のhiroさんの距離。
ONE OK ROCKは日本ではもちろん、世界でも大人気のロックバンドです。
兄と自分との知名度の違いを照らし合わせてしまうという歌詞。
This is final desperation!!
もう痛みも 闇も 運命も
今ぶち壊して！ Break down!! Bring up!!
「ようやく手に入れた」
そう言えるまで 終わらないSTORY!!
Everyday I give you my answer!!
I don't waste anymore
サビの部分です。「final desperation」のは最後のあがきという意味です。
死に物狂いで必死にバンド活動をやっていきたい。
そして、兄を超えたいという思いが込められた歌詞。「ようやく手に入れた」とは兄の存在を超えたその瞬間を指している。
迷い続けた…何をしたって
何故か見る世界は ずっと霞んでたんだ！
必ず道の先にはアイツが居て その陰で…
I'm waiting for the time!!
2番になります。自分が何をしても兄の二番煎じになってしまうことを表現しています。
ここでの「アイツ」はもちろんONE OK ROCKのTakaさんです。自分の存在が兄によって霞んでしまっていることを表している。
彷徨い見上げてた あのときの場所
そこで見える景色は…嗚呼
Now stop again, the way how I use to be
見上げているのは兄の活躍する姿です。今の自分のいる位置からは、その景色が輝いてみえるということです。
This is final desperation!!
もう痛みも 闇も 運命も
今取っ払って！Break down!! Bring up!!
「ようやく手に入れた」
そう言えるまで 終わらないSTORY!!
Everyday I give you my answer!!
It's a start from now!!don't waste anymore!!
2番のサビです。1番のサビの歌詞と同じため省略。
Time is up,
It is overdue
The time won't wait
I tried shut you down!!
The state is going under
Today we bring you down!!
和訳
時間だ。
期限切れだ。
(おまえを)閉ざした。
(おまえは)沈んでいる。
今日はお前を倒す!!。
この和訳から、兄に対する宣戦布告を感じます。
言葉にもならない 物語
僕が創り出すから!!
例え時が過ぎたとしても…
「言葉にもならない物語」とは、兄を超えるまでの活動すべてといえます。
どれだけ時間をかけようとも、兄を超えるその時を見せてやるというhiroさん自身の強い思いを感じ取れる歌詞です。
あの日交わした 約束を
果たす為、今…追いかけてる!!
Chase my dream!!
「あの日交わした約束」。
これはhiroさんがTakaさんと約束した一緒に同じステージで歌うという約束です。
実力に差があるため、追いついて、そして一緒に歌いたいという思いが込められています。
ここの部分の歌詞からは敵対心というよりも兄に対する憧れを感じます。
どうあがいたって 最終的理想！
夢も 壁も 世界も！
今ぶち壊して！Break down!! Bring up!!
「ようやく手に入れた」
そう言えるまで 終わらないSTORY!!
Everyday I give you my answer!!
It's a start from now!!don't waste anymore!!
「最終的理想」とは兄を超えることです。
テレビに出る、CDが売れる等アーティストにとって嬉しい瞬間はたくさんありますよね。
「どうあがいたって」とあるため、hiroさんにとって兄を超えること以外すべて通過点でしかないのかもしれません。
まとめ
最終回STORYは兄であるONE OK ROCKのTakaさんに対する思いが感じられる歌詞でした。
自身のバンド名である「MY FIRST STORY」。
この物語の最終回が兄を超えるその瞬間だという思いがタイトルになっていると考察できます。
